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歯磨き粉に研磨剤が入っていないほうがいいの?研磨剤と清掃剤の違いは?

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研磨剤と清掃剤の違いは?

多くのホワイトニング歯磨き粉には「研磨剤」が使用されています。

しかし、中には「研磨剤」ではなく「清掃剤」としての表記されているものもあります。

  • 「研磨剤と清掃剤は違うの?」
  • 「研磨剤の歯磨き粉は歯を傷つけるって聞くし・・・」
  • 「どの成分が入っていたらダメなの?」

など、「研磨剤」と「清掃剤」の違いについてよく分からないため、選ぶ基準が難しいというお悩みが多いです。

ここでは、「研磨剤」と「清掃剤」の違いと配合されていても大丈夫な成分を詳しく解説していきますので、一緒に確認していきましょう。

違いが分かれば安心して歯磨き粉を選ぶことができます♪

研磨剤の入っている歯磨き粉が悪い理由

研磨剤

なぜ「研磨剤」が入っている歯磨き粉が悪いと言われるのでしょうか?

それは歯の表面の汚れや着色汚れ(ステイン)を削り落としていくことで、歯が白く見えるのですが、この「歯の表面を削り落とす」ということが危険なのです。

歯の表面が必要以上に削れていくことで、歯の表面のエナメル質の再生が追いつかずエナメル質を失ってしまうため、象牙質がむき出しになってしまいます。

そうすると知覚過敏の原因になったり、虫歯菌がより繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。

さらに、歯の表面のエナメル質を傷つけることで傷の隙間に汚れが付着し、黄ばみが取れづらくなり、より黄ばんだ歯になってしまいます。

特に市販のホワイトニング歯磨き粉には必ず入っているので、薬局などで安易に購入するのはやめましょう。

研磨剤を使った歯磨き粉を数ヶ月~1年使用した場合、本来のエナメル質の厚さが2~2.5mmに対して個人差はありますが平均的に0.5~1mm程度薄くなる上に、毎日細かな傷が付くため汚れや着色も層になって頑固な汚れとして残っていくのです。

健康な歯を守るためにおこなっていることが歯をボロボロにしてしまうのです。

研磨剤と清掃剤の違いって?

歯磨き粉のパッケージを見ると「研磨剤」と「清掃剤」の表記があり何が違うの??と疑問に思いますよね。

成分表の「清掃剤」や「基剤」と書かれている部分が主に「研磨剤」なのですが、「研磨剤」と表記するとイメージが悪くなるため、「清掃剤」と表記されている製品が多いのです。

「じゃあ研磨剤も清掃剤もダメなの?」と思いますが、一般的には歯を削って汚れを落とす成分が研磨剤で歯の汚れを浮かせて落とす成分が清掃剤とされています。

なので、研磨剤=清掃剤ではなく、配合されている成分によって大きく異なってくるのです。

では実際にどんな成分がダメでどんな成分だと大丈夫なのかを見ていきましょう!

研磨剤と清掃剤の成分一覧

歯を削って汚れを落とす成分が研磨剤と、研磨性がなく汚れを浮かせて落とす清掃剤をどうやって見極めるのかが難しいポイントですよね。

まずは主に研磨剤、清掃剤として表記されている成分をまとめました。

主な研磨剤、清掃剤の成分一覧

  • 含水ケイ酸
  • マイクロクリスタリンワックス
  • 酸化チタン
  • 重質炭酸カルシウム
  • 重質炭酸ナトリウム(重曹)
  • 炭酸カルシウム
  • 炭酸マグネシウム
  • シリカ
  • ヒドロキシアパタイト(ハイドロキシアパタイト)
  • 無水ケイ酸
  • リン酸水素カルシウム
  • リン酸2Ca
  • ピロリン酸ナトリウム
  • 水酸化アルミニウム
  • 卵殻
  • つぶ塩
  • 顆粒
  • 高清掃シリカやビーズ

研磨剤や清掃剤として配合されている成分はとても多くあり、殆どの歯磨き粉には研磨剤が使用されています。

歯の表面に目には見えない細かな傷ができ、知覚過敏を引き起こす原因や、歯茎の炎症を悪化させてしまう恐れもあるため注意をしていかなければなりません。

ちなみに、硬度表(硬い度合い)では、エナメル質が硬度6、象牙質は硬度5となっていますが、歯を削る研磨剤は硬度7となっているので、どれだけ歯に負担がかかるかわかりますよね。

入っていても大丈夫な成分(清掃剤)

実は入っていても歯を削るほどの研磨作用がない清掃剤があります。

入っていても大丈夫な成分一覧

  • 無水ケイ酸・・・粘結剤として液体を固めるために使われている
  • ヒドロキシアパタイト(ハイドロキシアパタイト)・・・歯の石灰化を促進し汚れを吸着し、除去する
  • ピロリン酸ナトリウム・・・汚れを浮かせて落とす作用がある

必ずしも全ての研磨剤として表記されている成分が歯に悪いというわけではなく歯の清掃剤として、歯の再石灰化を促進したり汚れを浮かせて落としていく効果もあるのです。

ただし、製造工程により成分の重質や軽質などにより負担をかけることもありますので粒子が粗めのものは避けるようにしましょう。

歯を傷つけてしまう成分(研磨剤)

やはり研磨剤と言えば歯を傷つけてしまう成分なのですが、主に以下のような成分があります。

歯を傷つけてしまう成分一覧

  • 含水ケイ酸
  • マイクロクリスタリンワックス
  • 酸化チタン
  • 重質炭酸カルシウム
  • 重質炭酸ナトリウム(重曹)
  • 炭酸カルシウム
  • 炭酸マグネシウム
  • シリカ
  • リン酸水素カルシウム
  • リン酸2Ca
  • 水酸化アルミニウム
  • 卵殻
  • つぶ塩
  • 顆粒
  • 高清掃シリカやビーズ

こう見ると、主な研磨剤・清掃剤の成分のほとんどが歯を削つけてしまう成分です。

炭酸カルシウムなどはフッ素と組み合わせると、歯の再石灰化を促してくれるのですが、ホワイトニング歯磨き粉などはフッ素が入っていないことも多く、単体で考えるとかなり研磨の強い成分となり、歯には負担がかかります。

例えば、コップの黄ばみって落とそうとスポンジなどで磨きますよね?

その細かな傷にどんどん汚れが付着してさらに黄ばんだりしますが、歯も同じ構造でエナメル質を研磨剤で毎日磨いていくと、小さな傷から汚れが層になって重なりまた、それを落とそうとして磨くので黄ばみが悪化し、知覚過敏や虫歯の原因になっていきます。

まとめ

今回は、研磨剤と清掃剤の違いと成分などをご説明いたしました。

歯を白くするには、汚れを浮かせて落としていかなければ意味がありませんし、決して間違ってはいけないのが歯を削り落として歯を白くすることは出来ないのです。

研磨剤は、歯に負担をかけ健康な歯を傷つけてしまうので、研磨剤が入っている歯磨き粉ではなく、研磨剤不使用の歯磨き粉や清掃剤として目的が明確な歯磨き粉を選びましょう。

当サイトではそういった研磨剤の入っていないホワイトニング歯磨き粉(ジェル)をランキング形式で紹介しているので是非見てみてください!

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